2019-10-09 第200回国会 参議院 本会議 第3号
今年度から自治体に配分される森林環境譲与税を活用して、しっかりと森林機能の回復、健全な森林の育成に努めていくべきであります。 安倍総理に、防災という観点も含めて、我が国の森林資源の状況への認識と、土地の適切な管理に向けた展望をお伺いをいたします。 ふるさとの美しい景色、四季の移ろいを感じる農産物など、自然は私たちに大きな恩恵をもたらしてくれます。
今年度から自治体に配分される森林環境譲与税を活用して、しっかりと森林機能の回復、健全な森林の育成に努めていくべきであります。 安倍総理に、防災という観点も含めて、我が国の森林資源の状況への認識と、土地の適切な管理に向けた展望をお伺いをいたします。 ふるさとの美しい景色、四季の移ろいを感じる農産物など、自然は私たちに大きな恩恵をもたらしてくれます。
ということから、主伐と再造林を適切に組み合わせて人工林の世代交代を行っていく、そういう段階に今なってきているわけですが、そのためには森林機能の維持とそれから国産材の安定供給ということを併せて考えていく、そういうことが重要な課題になっているということでございます。
次に、防災及び減災の前提条件となる森林機能の強化の必要性について申し上げます。 本町は、北海道のほぼ中央に位置をする山間地域でございまして、石狩川水系空知川の最上流の流域沿いに五つの集落により町を構成しております。面積のほぼ九〇%が森林でございまして、かつては、現在の基幹産業である農業とともに林業が栄えた地域でもあります。
山を手入れする人がいない、それが森林機能の不全につながったり、あるいは獣害といったものにつながるということだろうというふうに思っておりますが、とりわけ間伐が、なかなか行う担い手がいない、行われないというような問題があると思います。 こうした点に関しまして、来年度の予算の中では具体的にどういった点で措置をしていただいているのか、そのことにつきましてお伺いをしたいと思います。
また、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、温暖化ガス吸収源としての森林機能対策充実に関する意見書外三件であります。 念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
つらい話ばかりするのもなんですから、大臣の方から、これからの森林行政、林道だけじゃなくて、森林全体の見直し、基本計画とともに行政のあり方も変わってくる、あるいは森林機能の見直しというものも行われていくということで、これからの、今度は森林整備全体の方向性についてお話をいただきたいと思います。
これは、ある意味ではちょっと数字の遊びかなという気は正直いたしますが、一般の都会の人たちに森林機能の重要性を改めて理解していただくためには、こういう具体的な数字を挙げて広報、PRするというのは大変大事なことだと思っております。 そういう意味で、林野庁の方でも努力を今後も大いに続けていただきたいと思うのですが、一つちょっと具体的なことをお聞きしたいと思います。
これらは、二十一世紀の国民的要請に対応した森林機能の維持増進と、地域の風土に適合した環境保全型林業の構築を目指し、新たな基本法の掲げる森林の多様な機能の持続的発揮や持続可能な森林経営の確立に合致するものと考えております。
したがいまして、両省庁間のより一層緊密な連携を軸にしまして、森林機能の保全、そしてまた国土の保全に努めてまいりたいというふうに思いますし、何といっても、今先生おっしゃったように、平場よりもむしろ山間地における森林の保全が大きな国の財産にもなるわけでありますし、次代へ引き継いでいく日本の資産として活用を図っていかなきゃならないというふうに思っているところでございまして、より一層また先生の御支援をお願い
この地域は、今治市・玉川町及び朝倉村共有山組合が管理しており、公益的機能を重視した長伐期方式による林業経営を目的として、治山治水や利水機能を回復、増進させるとともに、住民参加による森林整備の推進と森林機能の維持増進を図るための事業を行っております。同組合は、皆伐が一般的であった時代の先駆的な試みとして複層林化に取り組み、平成二年に「朝日森林文化賞」を受賞しております。
○平賀委員 この点では明確に、はっきりと遊水地の計画を検討するという答弁でありましたので、私たちもいろいろそういうお話を伺ってきておりますが、特に農地を持っている農家の皆さんともいろいろ合意の上で契約を結んで、本当に総合的な、そういう森林機能や農地の機能を果たす、そういう計画をぜひつくっていただきたいと思います。
要するに、独立採算制を前提とした企業会計的な国有林野事業特別会計法を改正した上で、いわゆる木材生産林と公益的な森林機能とを区分けしてやらなきゃだめだと言っているんです。これは両方とも平成二年に言っているんです。にもかかわらず、この林政審議会の意見も、総務庁の意見もみんな無視して、従前と同じような、できもしない十年後の収支黒字というふうなことをやっている。
森林機能というものは、林産物の生産という一つの目標以外にも、国土保全、水資源酒養、あるいは環境対策等のために極めて大切なものと昨今ますますその重要性が言われてきておるわけでございますが、この森林を十分管理し、さらに今後循環可能な、再生利用ができるという状況にするためには相当な工夫が必要ではないかと思うわけでございます。
四十五年になりますとほとんど、先ほど言いましたように、もう活性を失った、盆栽化した、そしていろいろな森林機能も果たし得なくなる、いわゆる森林が死に体になっていくわけですから。こういう今危機にあるわけです。もう山が泣いているんですよ。
森林機能、森林につきまして関連することでちょっと。最近、毎日杉花粉症の杉花粉予報というのをテレビでされるようになりました。天気予報と同じくああいう形でやっているというのは実は国民的な大問題ではないのかなというふうに思うわけであります。
片や、環境庁の予算ではなくて、そういった環境の保全に関する予算を概略まとめられた数字が二兆何ぼだったかあると思いますけれども、そんな中で、そういった森林機能の保全にかかわる費用というのをそういう横の機能でくくった予算というものが過去二、三年でもわかるのであれば、お教えをいただきたいなというふうに思います。
京都大学の防災研究所の中川鮮先生の同処分場建設に関する調査結果による意見書によりますと、この地帯というのは山腹崩壊による土石流が多発した場所、水源地であり、森林機能を備えた緑地を大改造し、無理をしてまで産業廃棄物処分場を立地すべきではないと専門家が明確に指摘しているところであります。
にもかかわらず、中新田営林署は、ことし策定いたしました国有林の森林機能区分によりまして、わずかに残るブナ原生林を含みます地域をも森林空間利用林として指定し、営林署管制の国有林の実に二六%の面積を開発可能地域としています。 ここは積水化学がリゾート構想を進めている地域であります。既に土地買収も進めているようであります。前船形山のスキー場開発も計画をしているようであります。
しかし、金を出して来るのは木材だけれども、森林機能は輸入できないですよ。金を出して米を買えるかもしれないけれども、水田機能は輸入できないのですよ。その違いをわかっておらない。こうした質問ですが、どうですか、この問題について一言。
○弘中説明員 国有林野事業におきましては、昨年改善計画を改定したところでございますが、その大きな柱の一つといたしまして、四つの森林機能に着目し森林の管理経営をやるということになっております。その中で自然維持林という区分をしてございます。
○政府委員(小澤普照君) 私どもは、森林地域におきますリゾート開発に当たりましては、森林の持っております機能、国土の保全あるいは自然環境の保全等、このような森林機能に支障が生じないように森林法に基づきまして適切に対応をいたしているところでございます。
したがいまして、これにつきましては、やはり所有者の自主的な取り組みということが必要にもなるわけでございますけれども、私どもとしては、森林機能が落ちてはいけませんから、本当に生き生きとしているものまで伐倒するというのはいかがかと思います。